学校から電話がかかってきた。
朝、ももちゃんが学校に行った後、しばらくして電話がかかって来た。
ももちゃんが大泣きをしているらしい。
一時間近くも泣いているのでどうしていいか困った。
学校に来てくれとの事。
ももちゃんは電話に出てもしゃべれないくらい泣いている。
昼の時間に一人ぼっちのももちゃんのことを思い出すと心配になってきた。
いったいどうしたんだろう。
急いで学校まで車で向かうが、こういうときに限って道に迷う。
ももちゃんの学校どこだっけ?
なんとか学校にたどり着いて急いで入っていくと、
ももちゃんは泣き止んで事務所でお菓子を食べていた。
どうしたのか聞いてみると、お昼ご飯のお金2ドル75セントを持ってくるのを忘れたらしい。
それでどうしていいか分からずパニックになって、大泣きをしたのだ。
小さい頃はそんな些細な事でも不安になってしまうのだろう。
どの先生もみんな心配してくれて、声をかけてくれた。
お金を忘れたから泣いた事を伝えるとみんな原因が分かってほっとした様子。
学校で元気のよさそうな男の子が
'She
was crying'(ももちゃんは泣いていた)と話しかけてきたので、
'I know! so I came
here!(知ってるよ!だからここに来たんだよ!)
と大げさに言ってやったら笑っていた。
彼は名前を5つ持っていると言っていた。
聞き間違い?と思って聞きなおしてみると、
そうだ!と言う。
そしてFから始まる名前を5つ。
たぶんニックネームだろうを一生懸命言っていたが
聞き取れないのでそっとしておいた。
子供は何を言い出すかわけわからんな。
ももちゃんはもう今日は帰りたいというので、連れて帰ってきた。
よっぽど疲れたのか今日はとても早く寝た。
今週末はサンクスギビングの祭日でお休みが長い。
ちょっと気晴らしになるかな。