留学には勇気が必要
留学を決断するには勇気が必要だと思う。言葉の壁、生活環境の問題、仕事の問題など考えればきりがない。人によって立場が違うので下手な事は言えないけれども、もし留学や海外生活に興味を持っていて、なんとか実現できる立場にあるならぜひとも実行することをお勧めする。何か行動を起こせば失敗もあるかもしれないけれども、それ以上に得るものや、面白いものや感動などが待っている。海外留学はそれだけで刺激となり経験をつむことがきる。見知らぬ土地に立って言葉も通じない、右も左も分からない状態はまるで自分が子供の頃に戻ったような感覚になる。時にはいろいろな困難をもたらすが、その分いろいろな経験をつみ成長することができる。失敗しても経験のほうが大きければトータルすればいいじゃない。
ＭＪさむらいの場合
ぼくの場合は以前から研究者として海外に行こうという気持ちがあった。３０も過ぎ、子供を二人抱えた状態で何の保障もないポスドクという状況で海外に渡る人はどれほどいるんだろう。うちは何も失うものはなかったのでチャレンジできたわけだが。同じような境遇の人はぜひメールください。たしかに、今の状況は不安定な苦しい状況にあるが、良い点もある。たとえば、お金を払ってでも留学しないといけないのに仕事として滞在できる。あとは、子供や妻が同時に海外での生活を経験できることなどが大きい。独身で留学するほうが気楽だろうし、好きなこともできるだろう。しかし、家族持ちは家族みんなで留学を経験できる。うちは４人いるので４倍の経験だ。さらに子供や妻を介した人間関係もできるので、何かしらこちらの人と接点ができる。ちなみにうちの子供たちは将来海外で活躍するサッカープレーヤーになる計画だ。何事もポジティブ志向で行かないと。本当は「北の国から」並みの感動生活なのだから（笑）。
ぼく達の留学生活はまだ一年半。今のところはなんとか暮らしているが、一年後の生活も分からない大冒険中である。
